阪大ブックカフェ



阪大ブックカフェの三つのイベントと並行して、会場の後方では本の展示を行いました。

 ここに並べた本は過去のビブリオバトルでチャンプ本となったもの、そしてスタッフのおすすめ本でした。また、来場された方々に自分のおすすめ本を紙に書いていただき、模造紙に貼り付けて互いに紹介できるスペースを設置しました。

スタッフおすすめ本

 展示していたチャンプ本は、壁面のビブリオ紹介ポスターでその開催された年、月とともに紹介しました。ポスターを見た後に、実際にそのチャンプ本を手にとり、その風格を感じてもらえたのではないでしょうか。スタッフのおすすめ本は、Scienthroughスタッフがぜひ読んでもらいたいと思った本を持ち寄ったものでした。それぞれスタッフの個性が存分に出たラインナップであっただろうと思います。筆者の私はSFファンで、自分の趣味の本を並べておいていたのですが、それに興味を持ってくださった方がいらっしゃったり、また、同じSFファンの方とSFの話で盛り上がったりと、本を通しての交流ができ、さらに知識が深まったと思います。

 来場された方々に紹介していただいたおすすめ本は、スタッフのおすすめとはまた一味違っていて、そこには私が見たこともない本がたくさんありました。おすすめ理由も書いていただいたのですが、その内容からも、紹介された方の本への思いが伝わってくるようでした。

壁面の模造紙

 面白いことに、ビブリオチャンプ本も、スタッフおすすめ本も、来場者から紹介された本も、どれも偏りのない多様なものでした。新書であったり、漫画であったり、小説であったりと、本の種類が固定している、あるいはジャンルが極端に共通しているということはなかったのです。

 書店やネット通販では、欲しい本を簡単に探せるように、すべての本はジャンルで区分され、なかなか自分の趣向以外の本まで足を運ぶのは難しいのではないでしょうか。たとえ足を運んでみても、そこにある本にどのような特徴があるのか、どれがおすすめなのか、店員に聞く以外判りにくいものです。

 今回のブックカフェは、そんな「自分の趣とは違った本」にも親しみやすく、その本を読み、そしてその本を好きになった人たちの話を聞くことができる場所でした。いろいろな人たちとおすすめの本を語り合う、紹介し合うことによって、自分の「読書」を広げることができたのではないだろうかと思います。次回はさらに、本を通じた交流を目指して、気軽におすすめできる、そんなイベントを作ってみたいと感じました。


 最後になりますが、このたびは阪大ブックカフェにご来場いただきまして、ありがとうございました。


歴代チャンプ本


文:イシカワ/理学部B1


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