紙上ビブリオ 投票画面

投票受付中!!
5冊の本の中で読みたくなったのはどれ?

紙上ビブリオ
投票結果を表示

駒崎弘樹『「社会を変える」を仕事にする』
『日本社会の役に立ちたい』。そんな「『中学生日記』の学級委員みたいなやつが作文で書きそうな」ことが自分の胸の奥にくすぶっていることに気づいてしまった筆者がIT ベンチャーの経営から一転、病児保育サービスのNPOを立ち上げ、全国に広めていくまでの過程をつづった自叙伝。「成長できる」「キャリアアップができる」仕事を探す学生は多いけれど、それって一体どんな仕事?冗談を織り交ぜた軽快な文章でつづられる、さまざまな悩みを乗り越えながら進んだ筆者の実話をもとに、「社会を変える仕事」について考えられる一冊。駒崎弘樹『「社会を変える」を仕事にする』( 英治出版) 

飯沢耕太郎『きのこ文学大全』
秋ですね!読書の秋です。同時に食欲の秋でもあります。秋の味覚といえば何でしょう?そう、きのこです!今回は読書の秋と食欲の秋……いやきのこの秋を同時に楽しめてしまう一冊をご紹介します。飯沢耕太郎『きのこ文学大全』( 平凡社新書)。ありとあらゆる文学をきのこの観点から分類、解説!きのこが登場する文学の数に驚き、文学ときのこの切っても切れない関係に痺れてしまうでしょう。冒頭カラーの美しいきのこ写真、きのこイラスト集も必見です!お好みのきのこをつまみながらどうぞ!

埴谷雄高『闇の中の黒い馬』
秋、なんとなく寝付けずに、ぼんやり電化製品の小さなランプだけがともる暗い部屋で過ごすときがある。尤も、暫くして明日は早いのだからと横になり、妙に集中して眠りに就こうとするのだが。今回紹介する本は、そんな起きても寝てもいない、時間から切り離されたような感覚を味わう、埴谷雄高『闇の中の黒い馬』(河出書房新社 :絶版。図書館、古書店で)。眠り、夢、闇についてのエッセイ集である。闇に幻想をみるエッセイはぜひ深夜に。

incu-be 編集部『博士号の使い方』
博士に進んだら、研究者……だけではないようです。本書は、日本で活躍する理工系博士の” 十人十色の博士号の使い方” を紹介しています。研究を続ける精鋭たち。企業で活躍する先駆者たち。未知のキャリアを開拓する挑戦者たち。それぞれのフィールドで、それぞれの強い想いを持って活躍しています。「やりたいことに迫る道のりがキャリアになる」「自分がやりたいことを周りに発し続けること」日本の博士たちにエールを送る一冊です。

J.M.クッツェー『鉄の時代』
つい数カ月前にはW 杯で騒がれた南アフリカの小説を紹介しよう。J.M.クッツェー『鉄の時代』(河出書房新社)。アパルトヘイトの末期、暴力の荒れ狂う中、元ラテン語教師の、癌を患う老女がアメリカの娘に宛てた遺書でもある手紙が作品となっている。ヘシオドスの「労働と日々」からの題のように、死と暴力を古典文学の教養を根底に見つめている。この手紙は決して私たちにとっても遠い物語ではない。遠い国を通して私たちが見える。

次号の投稿も募集しています!!
お薦めの本の書名、著者、200字程度の紹介文を「質問・意見用フォーム」から送信してください。

 login